その先にあるもの…
何となく聞いていたその言葉。
絶対に私は言うもんか!と決めていたはずなのに
4ヶ月前のあの日、Cooに私は言ってしまった。
「もう辛いなら、がんばらなくてもいいんだよ。」
犬は、主人のその言葉を聞いて旅立つのだそうです。
果たして、言うべきだったんだろうか…
Cooは、その言葉を聞いて淋しく感じたんじゃないだろうか…
後悔しようが、泣き叫ぼうが、今となってはどうにもできない。
Cooは今、どんなところでどんな風に感じているんだろう…
そんな中『ヒア・アフター』という映画を観る機会がありました。
クリント・イーストウッド監督、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮という映画ながら評価がイマイチな上に、リアルな津波のシーンがあるため東日本大震災後に日本では上映が中止されました。
きっとハッキリしない、漠然とした物足りない内容に感じる人もいるでしょう。
でも大切な存在を亡くした人は、きっと優しく染み入る映画だと思います。
「静まりかえって、どこも薄暗くて、目をひく光と穏やかな風の音…
無重力のような感じで360度のパノラマ、時間の概念も動きもないのに意識も感覚もある」
この映画では、死後のことをこう表現しています。
実際はそういう単調な、あっさりしたものなのかもしれません。
そしてそれこそが生命の“本質”なのかも…
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今日で4か月。。
どれだけ経ってもあの時あんな風に言って良かったのだろうか。。
もっとやれる事あったんじゃないか。。って思うとおもう。
ミミが逝ってしまった時にもそう思ったし、17年近くも一緒に過ごしたチロとのお別れの時考えたら。。
cooちゃんの旅立つ時に桂子さんがどんな思いだったか。。
胸が痛くなるよ。
「もう辛いなら、がんばらなくてもいいんだよ。」
泣いてると愛犬は自分が苦しくても心配で。。逝けないんだってあたしも聞きました。
cooちゃんは、寂しいなんて感じなかったと思うよ。
大好きなけいこさんの腕の中で旅立つ事が出来たんだもん!!
きっと愛する子達は、頑張らなくていいよって言葉で、安堵して。。逝けるんだなぁ~って。。
そう思います。
あたしなんて、チロの最期絶対取り乱すだろうなぁ~(^_^;)
でも、泣いてたらチロを苦しませるって思ったら。。「頑張らなくていいんだよ」って言えるかな。。
『ヒア・アフター』機会があれば見てみたいな。
あっ!チロ・・シャンプーでぇーーーきらいっす(笑)
そうなんですよね。
どうしたって後悔は残るし、悲しくない別れなどあり得ないのだと思います。
今まで大概の悲しみとか寂しさは、時が癒やしてもくれましたが
Cooのことはダメですね。
日付を見ては「この時Cooはまだ生きてたなぁ…」と考えたり、
どこに行っても「ココでCooは笑ってはしゃいでたっけ…」とか
「Cooも居たら喜んだだろうなぁ…」とか思ったり…
逆にどんどん寂しくなってる感じすらします。
それでもCooの闘病中は、泣き顔は見せないようにしてたんですよ。
溜めてたのが今頃溢れてきてるのかもしれませんね。
今はわんさが慰めてくれますが、私もわんさとまで別れなくては
いけない時はどうなることかと思います。
「頑張らなくていいんだよ」は、頑張り過ぎてる姿を
見ていられなくなった時にこぼれる言葉だと思います。
犬は最期の最期まで思いやりでいっぱいなんですよね…
私は、いっぱい悲しみます。寂しがってます。
それと同時にわんさと沢山遊び、笑い、大切にします。
私がCooに出来る事は、そういうことしかありませんから…
ミミちゃんのことも無理に悲しみを封じ込めて整理することはないですよ。
悲しむことも愛してた証ですもん。
楽しかった分、幸せだった分、悲しいし寂しいんですよね。
後悔したって仕方ないけど、後悔することでこれからを考える事もできますしね。
私はこんなしょ〜もないヤツだって、Cooはよ〜〜〜く分かってくれてるとも思います。
タカピョンさん、ありがとう。
『ヒア・アフター』は犬は一切出てこないんですけど、
双子の弟くんの気持ちがとってもとっても分かるんですよ。
それだけに、静かな希望を感じられるラストだと思います。
チロちゃんもシャンプー嫌いでしたか…(笑)
でもマンゴーな香りに包まれて、チロちゃんも幸せになるはずさ〜