Cooが急変

昨夜遅く、Cooの容体が急変しました。
夕方の散歩の時は、とても元気に走り回り、夕ご飯もモリモリ食べて、その後はいつものように静かに眠っていました。
私とベッドに入る時、少し呼吸が荒いかなと感じたのですが、今夜は気温が暖かいので少し暑いのかな…と思い、そのまま眠りにつきました。
そして夜中の2時頃、Cooの荒い呼吸で目が覚めました。
見ると室内トイレの隅にうずくまっています。
異常を感じて口をめくると、歯茎の色が真っ白…
急いで夜間救急病院へ車を走らせました。

事前に電話連絡をしていたので、到着するとすぐに診てくれました。
やはりエコーでは見つからない小さな転移があったようで、内臓で出血していて重度の貧血を起こしていました。
とても危険な状態でしっかり立つこともままならない状態…
止血薬を投与し、ICUでしばらく様子をみて再び血液検査をしてみましたが更に数値が下がっており、もしかしたらリスクがあるかもしれないものの輸血を試みることにしました。
人のよりも更に犬の血はとても貴重なものです。病院には輸血用の血液は100ccしかなく、犬の血は型が人よりも多く、大まかにでも適合しなければ輸血を行えません。
適合検査も主な項目のみなので輸血してから拒絶反応が出る可能性もあるとのことでしたが、Cooは幸いにも軽い嘔吐はあったものの、徐々に落ち着きを見せてくれました。
7時を過ぎた頃、車で待機させていたわんさを連れて帰り、職場への連絡などをするために一旦家に帰って、また病院に戻るとCooの舌はピンク色になってくれていました。
色々手を尽くしてくださった救急病院のスタッフの方々にとても感謝しきれません。
通常は朝5時までの救急病院なのですが、かかりつけの病院が開院する9時半までICUを使わせて頂いて、更に先生はCooを駐車場まで運んで下さり移動しました。
先生も正直もうダメかも知れないと感じたらしく、ここまで頑張ってるCooをとても褒めてくれました。

救急病院からかかりつけの病院へ移動中のCoo。
お水を飲めて落ち着いた様子。

移動した病院先でも少しICUに…
C「まさか置いて行かないでしょうねぇ〜」

かかりつけの病院に着いて、ICUに入って少しするとワンワン吠えることが出来るようになっていました。
まだ立つのもやっとの状態ですが、瞳もだいぶしっかりしてきました。
しかしあと病院で出来ることは止血剤を投与することくらいで、このまま入院しても家に戻れなくなるかもしれないとのことで、止血剤の飲み薬も頂いて家に連れて帰ることにしました。

家に帰って更に落ち着いた様子

その後、ひたすらグッスリ眠りました。

家に着くと、やはりホッとしたようで呼吸も普通になって更に容体が落ち着いてきました。
私とわんさと一緒にグッスリ眠っていると、自力で起き出して水を飲んだり排泄をしたり出来るようになりました。
夕方にはカリカリフードを食べられるようになり、呼びかけると尻尾を振って反応してくれるようになりました。

C「あ、少し食べようかなぁ…」

駆けつけてくれた友達に大喜び

夜には心配して駆けつけてくれた友達に大喜びし、残すかもしれないけど…と思いながらもわんさと一緒に用意した夕飯もペロっとたいらげてしまいました。
わんさも事情を察知して、聞き分けよくとてもお利口さんにしてくれています。

あとはCoo自身の快復力に託すしかありません。
もし回復したとしても、爆弾を抱えている状態は変わらないのでいつまた急変するか分かりません。
でもこうして徐々に心の準備をさせてくれるのは、へなちょこな私へのCooらしい優しさだと思います。
あと1ヶ月足らずで11歳の誕生日を迎えられるCoo。
せめて年末になれば連休になるので側にずっと付いていてあげられます。
Cooは私の誇りであり、宝ものであり、かけがえのない本当にかけがえのない存在です。
私の寿命を削ってCooに与えてください…と病院で祈っていました。
それが叶えられないなら、どうにか最期の時は側に居させてください…

誠に勝手ながら恐らくコメントを頂いても、しばらくお返事は出来かねると思います。
何卒ご了承ください。

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6 Comments »

 
  • タカピョン♪ より:

    Cooちゃん、よく頑張ったね!!

    大変な時に・・
    様子を知らせてくれて・・

    一刻を争う時、桂子さんが一緒に居る時で良かった。

    大切な家族。
    最後まで奇跡を信じたい。

    爆弾を抱えていても、回復してくれる事を信じています。

    祈ります。

    Cooちゃんの痛みが早く和らぎますように。。

    少し元気になってご飯も食べてくれて。。
    良かった。
    家に帰って良かったと思います。

    ちょっと混乱してて、うまく思いを伝えられないけど。。(涙)

    豊橋から見守っています。

    • kworca より:

      あれから10日間が経って、こうして無事にクリスマスを一緒に迎える事が
      奇跡のように思える出来事でした。
      今日も病院に行ってきたのですが、多少貧血は残っているものの
      白血球の数値も血小板の数値も正常範囲になってくれていました。
      タカピョンさんも懸命に祈ってくれたおかげです。
      本当にありがとうございました。
      (なのに、こんなにお返事遅れてスミマセン…汗)

      またいつ急変するか分からない状態は、これからも続くでしょうが
      Cooはまだまだ楽しみたいことが沢山ある様子で、
      それは必ず良い効果をもたらしてくれる基盤となると思います。
      今後もどうか、豊橋から見守ってやってくださいね。

  • ポッキーママ より:

    急変から、ひとまず回復して、おめでと!
    もう、目に涙を浮かべて、ドキドキして読みました。
    COOちゃん、桂子さん、お疲れ様でした。
    急変時、桂子さんが居るときで本当に良かったね!
    そして、気が付いて、良かった~
    COOちゃんが知らせてくれたんだね。
    爆弾が消えちゃえば、一番いいけど、
    抱えていても、上手につきあって、
    COOちゃんが痛くなくて、苦しくなくて、生活できますように・・・
    なんか変な文章になっちゃいました。
    関西から祈ってます。

    • kworca より:

      10日前のこの夜のことを思い返すと今もゾッとします。
      以前から悪夢として時々見ていた光景がそこにあり、
      デジャブのように感じていました。
      でも再びCooは大変な危機を乗り越えてくれて、
      クリスマスを一緒に平穏に過ごしてくれていることに感謝しています。
      そして勿論、Cooの回復を心から祈ってくれているポッキーママさんにも
      感謝しきれません。
      お返事は遅れちゃいましたが、私自身みなさんのコメントに
      とっても励まされ、支えられていると感じています。
      本当にありがとうございます!

  • burnethill より:

    タイトルを見てビックリしました。
    無事で良かったぁ~
    こういう動物病院があるのはありがたいですねぇ~

    Cooちゃん頑張ったね。

    どうかCooちゃんが完治してくれますように祈ってます。

    • kworca より:

      ご心配をおかけした上に、お返事が遅れてしまってスミマセン!
      おかげで無事にクリスマスを迎える事が出来ました。
      ありがとうございます!

      この病院は、数年前に札幌の獣医師や動物と共に暮らす人達の
      要望で出来たんですよ。
      この日は特に患者さんが多かったらしいのですが、
      ICUのケージの真ん前でずっと見守らせてくれました。
      私はオロオロと祈ることしか出来ませんでしたが、スタッフの方々には
      本当にとっても良くして頂きました。
      輸血して頂いた血は、とても元気なワンちゃんだったらしく
      Cooに再び奇跡をもたらしてくれました。
      この病院は、朝まで様子をみられる状態でない動物ばかりが
      訪れるわけで、それだけにスタッフの方々のご苦労も多いと
      思うのですが、本当に有り難く心強い存在ですね。

 

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