難題の代わりに報奨
今日は、Cooの術後3回目の受診日でした。
すっかり本調子に戻ったCooは、数日前の一面霜で真っ白になった寒い日もご覧の通り。↓
そして今日も病院に行く前に近くの公園で元気にお散歩です。
今日は小春日和ということもあって、川沿いにあるこの公園を散歩しているワンちゃんと沢山会えました。
今日も元気にボール遊びをした後、川岸に降りてみました。
水面がすぐそこということで、柵をくぐって入水しようとするCooとわんさ。(汗)
更に歩いていくと向こうからカモさんが泳いできました。
上に上がって公園に戻ると、今度は公園に沿って建っているお宅の庭を覗いてニャンコチェックが始まりました。
ここでは結局ニャンコに会えず仕舞い。
でもすぐに病院に着くと期待通り待合室でニャンコに会えたCooですが、すぐに先生に呼ばれて診察室へ〜
先週、受診した時に先生から「では来週、改めて詳しく全身を調べて、ガンの転移の検査を行って、抗がん剤治療を始めましょうか…」と言われていました。
ガンを発症した愛犬を抱える人の殆どが悩むであろう抗がん剤治療について…
私もこの一週間、そのことで色々考えてきました。
Cooが発症する以前は、漠然と抗がん剤治療に消極的な意見を持っていました。
抗がん剤=副作用 というイメージが強く、私自身なら望まないことだからです。
しかし、いざCooがとても悪性度が高く転移も早いとされるガンに犯されているということが発覚し、しかも小さいながらも肝臓に既に転移があるかも知れない状況。
効く確立は低いもののもしかしたら抗がん剤によって進行を遅らせることが出来る可能性があると聞いた時、それならお願いします!」とすがるように言っていました。
そういういざという時の為にペット保険にも加入して備えてきたのだし、Cooを失いたくない!手術の時はその一心でした。
でもCooが頑張ってくれて退院し、その後も元気に走り回る様子を見ているうちに迷いが生じてきました。
単にCooに長く生きて欲しい!というのは私のエゴに過ぎないなのではないか…
本当に望んでいることは、Cooの笑顔を少しでも長く見られることではないだろうか…
同じように考えて、愛犬の抗がん剤治療をしない飼い主も多いと聞きます。
かたや、これが人間の我が子なら…?という思いも湧いてきます。
犬を擬人化するべきではないと常々思っていますが、存在の大切さという意味では違いはありません。
もし人間の我が子なら、可能性が僅かだからといって抗がん剤治療を試すこともしない親がいるだろうか…
どこかに「所詮犬だから」という思いがないのか?
そういう両方の思いが巡り、元々優柔不断な私は数分置きに考えが変わり、なかなか決めることが出来ませんでした。
正解のない答えを出さなくてはいけない難しさ…
今までもそうであったように、私がいかなる答えを出そうともCooは私の決断に従わざるをおえないのです。
他の誰にも責任転化出来ない飼い主としての責任を、改めてずっしり感じました。
へなちょこな私はとても一人では決められず、色んな人の意見を聞いたりしながら過ごしているうちに、明らかに一方の選択をするように導かれている感覚を感じました。
その選択は、自然療法。
私はCooの自己免疫力を信じることにしました。
2日前、ようやく決心したものの正直やはり心細さも感じていた私を励ますようなメッセージも目にしました。
もはや疑う余地はなく、これで良いんだ…と思えました。
そして今日を迎え、私は先生に「やはり抗がん剤治療はしない方向で考えています」と言いました。
「わかりました。とりあえず検査をしてみましょうか」と先生は仰って、血液検査とレントゲン撮影に続いて、エコー検査を行いました。
丁寧に内臓の説明を受けながらのエコー検査を終えて、Cooを連れて診察室に戻りました。
写真をパシパシ撮ってた私の為に、先生が部屋を暗くしてレントゲン画像を撮りやすくしてくれました。(笑)
検査の結果、エコーで認められる大きさの転移はありませんでしたっ!
高かった肝臓の数値も確実に正常値に近付いており、投薬も必要なくなりました。
ただ出血が慢性化していたのか貧血の回復はかなりゆっくりで、あともう一頑張りという感じです。
抗がん剤治療については、血管肉腫の場合一番強い薬を投与することになるので、副作用が酷いケースが多く、その割りに効果が期待出来ないので、先生も難しい判断だと仰っていました。
この病院にかかっている同じ血管肉腫の犬が他に4頭いるらしいのですが、そのうち1頭は1度試したものの副作用があまりに酷いので中止したそうです。
摂取してはいけないものがあるわけではないので、自然療法もとても良いのではないかと先生も言ってくれました。
Cooが退院してから「良い」と聞くものは次々に購入して与えています。
現在試しているのは、先日記事にした頂いたビワの葉温湿布と、アニマストラス、亜麻仁油、トランスファーファクター、ビタミンE配合EPA/DHAオイル、ミネラル水、水素水、牛の初乳、スピルリナ、ヒメノマツタケエキスなどなど…
得体の知れない色んなものをご飯に混ぜられて、Cooは少々迷惑顔。(汗)
特に亜麻仁油が嫌いなようで(わんさは大好き)亜麻仁油を掛けると食べ方がとってもゆっくりに。(汗)
先に食べ終わったハイエナわんさに狙われています。
それから、エージェントAさんからは本格的な温灸セットを頂いてしましましたっ
しかし箱を開けて取り出すやいなや、オモチャと勘違いしたわんさが食いつき…(汗)
Cooは諦めて 気に入って本格的ビワの葉温灸を受けていたのですが、部屋の中が徐々にモクモクに…(汗)
窓を開けるだけじゃなく、もうちょっと換気対策考えて行っていきたいと思っております。
エージェントAさん!ありがとうございましたぁ〜〜〜
どんなに頑張ろうと、いずれその時はやってきます。
どんなことをしようと私が悔いないことはないでしょう。
でもCooは悔いることは決してないように、私は出来る限りのことをしていきたいと思っています。
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僕が佳子さんだったら、やっぱり同じようにしたと思います。
抗癌剤で苦しんだ犬たちを、これまで見聞きしていますので、正しい選択だったと思いますよ。
検査の結果も良くて一安心ですね。
どうぞご自分を信じてケアーしていって下さい。きっと良い結果になると思っています。
それにしてもCooちゃんは、これほど手を尽くしてもらって幸せだなぁ~
Cooちゃん頑張れぇ~~~
burnethillさんのお話し、とっても有り難かったです。
おかげで良い選択が出来ました。
犬との暮らしの中で、一番大切なのは長生きすることではなく
“いかに一緒に楽しい時間を過ごせるか”なのだと、今まで分かっていたようで
本当に分かったのは今回の事があってからだと思います。
やはり犬は色んな事を教えてくれますよね。
んも〜 でっしょお〜?(笑)
迷惑顔してるCooに直接言ってやってくださいよぉ〜
でもほんと幸せ者だと思うのは、こうして色んな人に心配して頂けることですよ。
ありがとうございます〜 頑張りまっす!
Cooちゃん自身が選択できないのが、辛いところですね。でも、より賢い圭子さんが考えた結果なら、それ以上のことはできないと思います。
いやいや、賢いだなんて滅相もない!
ここ最近の私のオロオロぶりを知らないからですよ〜(笑)
私一人では、とても答えを出すことは出来ませんでした。
ほんとCooなら、きっともっとすんなり決められたでしょうけどねぇ〜
でもピータンさんにもそう言って頂けると心強いですっ
ありがとうございます!
↑ Burnethillさん、ピータンさんと、私も同じ思いです。
与えられた時間であれば、その時間がどれくらいかは
予想が付かないのであれば、やっぱり、より 愛する命 らしく
愛する命 がそうして来たように、より 普通 に 一緒に が良い。
なんて、思う。
だけど、その決断を下すまでには、どんな葛藤があり
自問自答があり、覆しもあるだろうか ・・・
桂子さん、自然療法、桂子さんが信じるもの を
私も、信じるよっっ。
最初から人よりも短い命であろうことは分かっているだけに
今までも少しでも一緒に過ごせることを意識してきたわけですが、
改めてその時間は短いものだと分かると、やっぱり動揺してしまいますねぇ〜
でもこうして色んな事を考える時間をくれるCooは、
私想いの優しい犬だなぁと改めて感じていますよ。
Cooが望むことは私も望むこと。
これからも今までと変わらない楽しい時間を過ごしていこうと思ってます。
確かに決断するまでには知っての通り、葛藤があり、取り乱したりすることも
ありましたが、Cooを信じることに決めた今はとっても落ち着いた気分です。
それに応えるように良い結果も示してくれましたしねぇ〜
これからも迷惑掛けちゃうかもですが、何卒よろしく!(笑)
そして、ありがとう!
しばらく更新がないので、ちょい心配だったよ・・・
わんこは人間と違い、言葉で生きたいと言う言葉を発する事はできないのが、難点だね・・
でも、見ていて解るよね・・・・生きたいと言うクーの姿が・・人間も動物も生きたい
という思いは一緒だよね。言葉を発する事が出来ない動物の場合選択すねのは人間でも、クーは君が選んだ事が生きる為の力と思うよ。きっと・・・
色々悶々としてたもんでね〜(汗)
それに今まで以上にCooとわんさとの時間も大切にしたいと思ってるんで
ついこちらを怠りがちに…
そう、確かに犬は言葉は話せないけど、それ以上に大事な事を伝えてくれたりもするんだよね。
きっと我が身よりも飼い主のことを想う生き物なんだと思うわ。
それでもCooは、わりかし分かりやすくサインを出してくれる犬だと思うんだけど
いかんせん私が鈍感で情けないヤツだからねぇ〜
今回も可哀相なことをしてしまったと思うよ。
その分、これからはもっとしっかりしないと!って思ってる。
頑張るから〜
うんうん。わかってはいても・・・ なんですよね~
・・・と、↑の一行を打ってから
私ならどうするんだろう?と考えてたら、1時間も経ってました(笑)
みんなも言ってるけど、信じるって凄い力になると思うな~
けいこしゃんも、Cooちゃんも、わんさちゃんも、先生も
そして、ここで一緒に信じるみんなの想いが
同じトコへ向かって歩き出したとき、もっと大きくなって
Cooちゃんに届くと思う。
上手く言葉にできないけど、Cooちゃんはやってくれると思う。
だから・・・
信じてっ!大丈夫っ!
私も「愛犬が病気になった」ということを聞く度に、
そうなったら自分はどうするだろう…と、これまでも考えてきましたが
やっぱいざCooがこういうことになってみると、まったく新たに思い悩む感じですね。
「血管肉腫」というキーワードで検索すると、まず殆どが「半年以内に…」
という内容が書かれてあるんです。
でも中には完治して、何年も経過しているというワンちゃんも見つかりました。
抗がん剤を使用したケースと自然療法でというケース、それぞれでした。
その2つに共通するのは、転移が無かったということでした。
なので先日の検査結果は、小躍りするくらい嬉しかったです。
手術の時、先生が直接肝臓を見た時はとても小さいながらも黒いモノが
あったように思うと言っていたので、油断はならない状況なのは確かだとは思います。
でも仰るように信じる想いというのは、時に状況を大きく変える力もある!
と私も信じています。
ガンなんかに愛するCooを苦しめられてなるものか〜〜〜〜!!
益々力が湧いてきましたよ。ありがとうございます!
桂子さんの判断、私もきっと同じだったと思います。
その結論に至るまでには嵐の中の小船のように気持ちが揺れ動き
一度決めた事を幾度も取り消し、考え直したり
そうこうするうちにその先にある物がだんだん見えてくるんですよね。
これもやはり通らねばならない道だったんですよね。
Cooちゃん、桂子さんのそんな愛情を受けてきっと免疫力の向上とともに
健康になってくれると思います。
必ず治ると信じることがCooちゃんの力になるよ。
結果も少しずつ出てるみたいだしね♪
だってCooちゃん 少しスマートになったよね。
まさに小舟、いやイカダのようにグラ〜ングラ〜ンでしたね。(笑)
杏ははさんにも、そんな嵐の真っ直中に救援に駆けつけて頂いて大変お世話になりましたっ
絶妙の助け船により、溺れずに済みましたよぉ〜
そうですね、確かにそんな嵐も私には必要な行程だったのかもしれません。
乗り越えられない試練は与えられないとも聞きますしね。
今回の検査の結果は、それでもへなちょこな私の為に
きっと後押ししてくれたのでしょう。
もう信じて進むしかないですよね。
お、気付かれましたかっ
確かにCooのボヨンボヨンだったお腹はスッキリ凹んでいます。
腫瘍が結構大きかったですからね。(汗)
術後まもなくは、皮がたるんでたんですが今はしっかり締まってますよ〜
Cooも身体が軽くなって嬉しいようで、外ではずっと走りっぱなしです。
本当に貧血なのかなぁ…(笑)
けいこしゃん、
ノラも最善の治療を選択できるように、
陰ながらお祈りしています。
ありがとうございます!
この道が最善と信じていますよ〜
うーん、がんばってるな。
その決断までの
Kちゃんの苦しさが伝わってきました。
(なみだ)
(泣いていられない。)
ただただ、
三人を応援するだけのわたしですが、
なにかあれば、(なにもなくても)
かけつけるからね。
心強いお言葉っ ありがとうございます!
いやいや、私なぞ何も苦しんでおりませぬ。
きっとCooは、結構前から不調を感じていたんだろうなぁ…
と思ったりして、ただただ申し訳なかったと思っていますよ。
それだけに、今後のことは迷いましたけどね〜
Cooに聞いてみたりもしましたが、ただ笑ってくれるだけ。
もし言葉を話せたとしても、きっとCoo自身だって「そんなの分からないよぉ〜」
って答えるだろうなぁと思って、今までもそうだったように
これからもCooとわんさとお互いを信じて、楽しく過ごしていこう!と決めました。
そんな私達を応援してくれるだけで、とっても励みになりますっ
何度見ても…涙出ます。。
なかなかコメ出来なかった。。
ずっと…頭がぐちゃぐちゃになる位いっぱい悩んで、決めて…それでもこれで良かったのか心が揺らいで…
チロが段々でっかくなるできものが癌って言われた時、凄く気持ちが揺れてたから…その時の気持ちにオーバーラップします。
悩んで悩んで…自然のままにって、自然治癒力を信じてそのままに。
結局は病院かえて、癌ではないって結果にはなったけど、例え癌だったとしてもあたしも桂子さんと同じ選択するよ☆
cooちゃん凄く元気だもん!
桂子さんの選択は間違ってないって思う。
cooちゃん幸せだね〜♪♪微力だけど、豊橋からcooちゃんにパワー送るね☆
大丈夫。絶対大丈夫!!
いやはやっ 泣かせちゃってすみませ〜ん!
コロコロ考えが変わって、なかなか決められなかったのは
私がへなちょこゆえなのでありますっ(笑)
そっかぁ〜 チロちゃんも宣告されたことがあるんですね。
セカンドオピニオンって、やっぱ大切ですね。
違うって分かった時のタカピョンさん達の喜びが、とってもよく分かります。
やっぱチロちゃんは凄い犬だっ
あまりにCooも元気なんで、やっぱ間違いじゃないかな?って未だに思います。
(だって今も数値上は貧血のはずなんですよ)
でも元気だからこそ、きっと跳ね返してくれるはずだ!とも思っています。
そういえば昔、私もヤブ医者にガンを宣告されたことがあるんですが
(あ、もちろん間違いでした)
Cooの時はその時以上に衝撃でしたねぇ〜(汗)
凄いチロちゃんと暮らしてきたタカピョンさんにも「大丈夫」と
言われると、益々大丈夫度がアップしました!
ありがとうございます〜