酪農学園大学 附属動物病院で検査
仕事の日よりも早く起きてゆっくりお散歩した後、高速で酪農学園大学に向かいました。
一応、同じ市内局番ながら江別市にあるここまではうちから高速でも30分くらい掛かります。
高速を降りてから、またしても私の無茶ぶりカーナビくんは、かなりマニアックな裏道を教えてくれたもんで、広い大学構内に入ってから少し迷ってしまいました。(汗)
事前に情報を知りたくて附属動物病院のことを検索したのですが、個人の方の情報が引っ掛からず、私のように迷う方もいらっしゃるかもしれないので少しご紹介しながら今日の模様を…
HPにあるアクセス図の入口から入ると小さなロータリーが現れるので、更に上の方に進みます。
ほどなく門があり、その少し先に守衛さんが待機している小屋があるのでそこで通行証と施設のハンコをもらう細長い紙を受け取ります。(これらは帰る時に守衛さんに渡します。)
さらに少し進むと病院に到着。
動物用のMRIやCTなどの検査機器も備えた北海道の高度動物医療施設です。
すぐ奥には、感染動物管理棟などがあり、ここは立入禁止になっています。
病院前の駐車場には、本州の車のナンバーも珍しくないと聞いていましたが、今日は札幌や旭川ナンバーだけでした。
入口を入って右側に受付、左側には広い待合室があります。
9時に到着しましたが、すでに予約の方々が沢山居ました。
診察室は1〜6まであり、更に他に眼科用の診察室と暗室がありました。
ちなみにアニコムの「どうぶつ健保」は窓口未対応ですが、各社クレジットカードは使えます。
動物病院からの紹介のみで完全予約制にも関わらず、混んでいるのでかなり待つと聞いていたので10:30の予約ながらも早めに行ったのですが、早く行ってもやはり診察は10:30まで待機でした。(汗)
なので構内をゆっくりお散歩〜と思ったのですが、全身麻酔で針での細胞診やCT検査をする予定のわんさはもう水が飲めないんだった…と気がつき、散歩はちょっとだけにして車で待機することにしました。
そして予約時間の少し前に再び待合室で待っていると、時間ちょうどに診察室に呼ばれました。
そこには、噂とネットで見聞きしていた日本で3本の指に入るという腫瘍専門医の廉澤教授と、女性の研修医さん1名と男子学生さん2名がいらっしゃいました。
廉澤先生からスタッフの皆さんを紹介してもらった後、学生さんによる問診を受け、診察の方向性と説明、私の要望などをお話ししました。
初めての大学病院ということで緊張していた私ですが、スタッフの皆さんはとても親身に耳を傾けてくれて、的確に分かりやすく説明して下さいました。
針による細胞診は信憑性に欠けると廉澤先生から伺い、とりあえず造影剤による超音波検査とレントゲンを行ってみて、改めてその先を決めましょうということになりました。
超音波検査が順番待ち状態とのことで、一旦わんさを預けて私は14:30頃戻ることに…
私も朝ご飯を食べてこなかったので学食にでも行ってみようかと思いましたが、その前に近くにある大麻カトリック教会に行ってお祈りすることにしました。
ちょうど御ミサ中だったので、そ〜っと入って行ったのですが、小さな教会なだけあってすぐに注目され、お祈りが終わったらお昼ご飯も食べていきませんか?と誘って頂き、図々しくもご馳走になってしまいました。(汗)
途中からでしたが御聖体も頂けたし、初めて知らずに行った教会の不定期のお食事会にも同席させて頂けて、何だか良い兆し…
教会を後にして、友達の家に寄ったりして時間を潰していたところ、更に時間が押していると病院から連絡を頂きました。
野幌原始林にでも寄ってみようかとも思いましたが、私一人では味気なさ過ぎるので早めに病院に戻ることにしました。
結局検査が終わったのは16時頃で、診察室で検査結果を伺ったところ、やはり肝臓の腫瘤は正常な組織細胞ではないとのこと。
ただ肝臓から転移しやすい肺など他の臓器には腫瘍らしき形跡はなく、肝臓の腫瘤も手術が難しい右側ではなく左葉の表面だということでした。
正確な事は一定量の組織を採取して病理検査に出してみないと分からないのですが、エコー画像の様子から最悪の原発性血管肉腫の可能性は低いのではないかとのことでした。
肝臓のエコー検査は、その体勢や角度によって大きさの捉え方が変わるそうですが、今回の検査では4cmくらいとのこと。
もしかするとこの2週間で少し大きくなっているかもしれません。
肝臓ガンの早期であれば手術によって完治が見込めること、更に詳しい検査を行うために予約調整をしているうちに更に進行してしまう可能性もあること、以上のことを踏まえ先生にも意見を伺い、いずれにしても摘出手術は行った方が良いと判断しました。
でも、大学病院の手術日は月曜と水曜と決まっており、また何週間か待つことになるのだろうなぁ…と思いきや、明日であれば手術予定が1件しかないので可能とのこと!
それ以降は休診日が重なるのもあって2週間後になるとのことで、急遽明日手術を行うことになりました。
ちなみに今日は、X線診断、造影剤投与による超音波画像診断、血液検査を行って頂いて、初診料なども含め費用は合計32,740円でした。
MTIやCT検査をする場合は、全身麻酔が約4万円、MTI・CT検査の費用が各約3万円前後掛かるそうなので、検査だけで10万円以上になる場合もあるようです。
費用は割と高めと覚悟していましたが、夜間動物病院ほどではないような…
明日、開腹するのならCTは必要ないかとも思いましたが、X線や超音波では判別出来ない数ミリの腫瘤も分かるそうで、100%の安心を求めるなら受けた方が良いようです。
全身麻酔の時間が伸びることでの心配もしましたが、ほんの10分程しか変わらないそうですし、ここでは麻酔専門の先生に管理してもらえます。
CT検査を受けられる病院はごく限られてますので明日の手術前にお願いしようと思います。
今、わんさはとっても元気なだけに、手術を行うことには正直複雑な思いがします。
でも元気だからこそ希望も大きい。
これまでの流れや出来事も、何かの導き的なものをとっても感じます。
わんさはやはり、とっても心強い存在が助けてくれているんだと思います。
家に戻った時、更にその証がっ!!
これって凄くないです?!
明日ラッキーセブンCooんさ号で大学病院に向かい、わんさは手術に望みますっ
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桂子さん 最後のところで鳥肌立ちましたよ。
私もわんさちゃんのこの一連の流れは何かの導きによって辿り着いたとしか思えません。
急な手術とはいえそれはとてもラッキーな事なのですよね?!
わんさちゃんはきっと桂子さんの思いに応えてくれる筈です。
いえ、そう導かれているはずです。
暫らくは心穏やかとはいえないでしょうが、明日を乗り越えて元気にわんさちゃんが
戻ってくるのを待ってますね。
それでは元気玉、投げたよ えいっ!!!!!!
心配性な私に「ほら大丈夫だってばっ!」って
Cooが分かりやすいメッセージをくれたんですかね〜
その時は些細な出来事であっても、後から思い起こせば
みんな繋がってきている感じがしますね。
大学病院で緊急を要するわけでもないのに、昨日の今日!というのは
本当にラッキーな事だと思います。
今日を逃せば2週間後になってましたからね。
ほんと今日もドキドキでした。
そして無事に手術が終わっても、病理検査の結果が出てみないことには
やはりあれこれ検索病は続くと思います。
でも、ともあれ無事に何事もなく、先程手術が終わったと連絡を頂けました。
早くわんさに戻って来て欲しいですっ
おおお〜 デッカイ元気玉だっ
ありがとうございます〜〜〜
明日、手術ですか。無事を祈っています。
http://youtu.be/wScPCLlsSG8
ありがとうございます。
おかげさまで無事に手術を終えることが出来ました。
7時77分って…(汗)
はじめまして。いつも拝見してはコメントをさせてもらおう・・・と思いながらなかなか出来ずにいました。明日わんさ君手術なんですね。
頑張って治してもらいましょうね!
私も陰ながら応援させて頂きます!!
ぷーさん、はじめまして!
いつも見て頂いてありがとうございます。
そして、こんな時だからこそ余計に応援初コメントとっても有り難いです。
おかげさまで無事に手術は終わったと連絡を頂けました。
これから、どのような経過になるかまだ分かりませんが、
よろしければ今後も応援してやってくださいませ。
こんばんは。返信ありがとうございます。
手術無事終わったのですね。良かったです。
このまま順調にわんさ君、元気になってくれますね!
私も同じ地域に住んでおります。酪農大学で手術を受けて元気に暮らしている
わん友逹もたくさんいます。
可愛いわんさ君の泳ぐ姿がとても好きでブログ楽しみに拝見しておりました。
もうこちらは寒くなって来たので、今年は無理でしょうが、また来年の夏の
わんさ君の泳ぐ姿を楽しみにしています。
ガンバレ~わんさ君!
こちらこそ、また励ましコメントありがとうございます!
ちょっとドキドキもしましたが、おかげで無事に手術して頂けました。
ほんと、あとは何事も無かったかのように元気になって欲しいですっ
ぷーさんは同じ地域の方だったんですね〜
ぷーさんもワンちゃんと暮らされてるのでしょうか?
もしどこかで見かけた際は、気軽に声を掛けて下さいね。
酪農大学で元気にしてもらったわんちゃんが沢山居ると聞いて、とっても心強いです。
わんさが平ぺったい顔になって(笑)泳ぐ姿、
私も大好きで、見てるだけで幸せな気持ちになれます。
来週から気温が下がるようですが、真冬でも平気で川に入ろうとする
わんさですから、まだまだいけるかもしれませんよ〜
でも夕べ、こういう記事を読んだりもして、
今まで以上に気を付けなければ!とも思いました。
http://dogactually.nifty.com/blog/2011/09/post-133.html
とにかく、まずは退院したわんさをしっかり抱きしめて
沢山褒めてやりますね!
無事手術が終わって良かった!!
わんさちゃん、桂子さんと遊びに行くつもりで行ったら『あれ?』『あれ?』って感じで検査と手術が終わってたんだろうなぁ。
ホントに、腫瘍が消滅してたって事はなくても、一つ一つが奇跡のように繋がって。。
凄いなぁ~って改めて思ったよ!!
手術も今元気いっぱいで体力あるわんさちゃんを12日に見て、大丈夫!!って思った。
体力無いと麻酔や手術に耐えられないから。
悪いとこ取ったら後は回復を待つだけだね☆
後は一日も早く、桂子さんの元に帰る事が出来る様に祈っています。
チロにも報告したよ~~~(#^.^#)
Cooちゃんがずっとわんさちゃんのそばに居てくれるから、大丈夫!!
わんさちゃん、検査と手術。
よく頑張ってくれたね。
エア~ナデナデ\(*^。^*)
ありがとうございます〜
チロちゃんのことだけでも心配なのに、わんさのことまでスミマセン…
酪農学園は綺麗な芝が広がってるから、わんさはテンションアップでしたよ。
来週ここでは動物愛護フェスティバルも開催されます。
抜糸の時は、元気にゆっくり散歩したいと思います。
腫瘤の自然消滅は無かったですね〜(汗)
でも、さすが!な先生方にしっかり取り除いて頂いたので、一安心です。
大学病院だけじゃなく、3つの病院の先生方に支えてもらって、
私とわんさはホント幸せ者ですね。
それにCooが身をもって教えてくれた様々なこと、本当に何と言ったらよいやら…
複雑な想いがしていますよ。
何にしても今も尚、とっても心強い存在です。
甘ったれわんさも、よくぞ頑張ってくれました〜
申し訳ない気持ちも一杯です。
とりあえず私も今は、エアナデナデしか出来ないけど、
迎えに行ったら沢山褒めたいと思いますっ