犬が教えてくれること。

「6月10日発売の雑誌『クロワッサン』は犬特集。ARK代表オリバーも登場です!」
数日前、アニマルレフュジ関西のTwitterで知って買ってみました。

わ「どうしてここに置くんだろ…」

エリザベスオリバーさんのページ以外は、きっとお決まりな感じかなぁ…と思っていたのですが、なかなかどうして。
介助犬や災害救助犬のことや、著名人でも保護犬を引き取っている人が結構いるんだなぁ…ってことや、ほっこりする犬とのささやかなエピソードなども良い感じ。
何よりも<特別号>的な扱いでもなく、こういう犬専門誌以外の雑誌でも普通に保護犬のことを取り上げるようになったのが、ちょっと嬉しい。

「犬に何をしてもらえるかということより、自分が犬に何ができるかを考えた方が有意義な人生だと思う」
という作家の町田康さんの言葉が印象的です。


そして最近買ったもう1冊… 『カヌー犬・ガク』
釧路湿原でのカヌーツアーの影響で「カヌー犬」でネット検索していたら、この本が出てきました。

確かに犬は簡単に人生を変えられる存在なのです

野田さんは、世界の川を旅する有名なカヌーイストだそうで、愛犬のガクも一緒に海外の川を旅していたそうです。
自宅では放し飼い、食事は死んだ生魚や落ちてる食べ物なども食べさせてしまう、今では「えええ〜」と思ってしまうような飼い方ですが、それは野田さんとガクが上下関係ではなく同等の自由な存在だったからなのでしょう。
ガクの養父という親友の椎名誠さん宅でも9年間、椎名さんの息子の岳くん(名前の由来)と共に成長したそうです。
本に綴られているガクとの旅の模様は、とてもワクワクするようなエピソードばかりで、旅の楽しくもスリリングな光景が想像できます。

「ガクがいないという事実に愕然と立ちすくのだ」

心でふれ合うことの出来る生き物との生活は、とても楽しく、とても嬉しく、とても切なく、とても有り難いものですね。

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8 Comments »

 
  • shizu より:

    この「カヌー犬ガク」は私も大好きだったもの。アメリカに持ってててよく目にしていました。ガクの表情が豊かで良いですよね、伝わってくるというか。
    久々に此方で見てなんだか懐かしくなりました。

    クロワッサン、買いに行こう。

    • kworca より:

      おお〜 shizuさんはご存じでしたか!
      犬と暮らしてない人達の間でも有名犬だったらしいですね。

      読んでると、一緒に旅してるようでワクワクしますよね〜
      ほんとイキイキしてるガク君の様子が思い浮かびます。
      (この単行本は、これまで出版されてた本の総集編らしく、文章のみで写真は表紙でしか載ってないんですぅ〜)
      アラスカにも一緒に行ったなんて、私もアラスカで犬に会う度に
      「Cooとわんさと一緒に来れたらなぁ…」と思っていたので
      羨ましい限りですよ。

      クロワッサンは、発売時期が少し前になってしまっているので
      店頭よりもネットショップの方が確実かもですよ〜

      • しづちゃん より:

        写真集的な写真が多く載っているガクくんの本も良いですよ~文書も良かったし、好きな本です。
        クロワッサンは見当たらなかったのですがCasa BRUTUSを購入。クロワッサン見てない比べることは出来ませんが、私はCasa BRUTUS(やっぱり、動物と暮らしたい!)好きです買ってよかった、見てて楽しくアイディアも満載。まだじっくりは読書してませんが^^
        でね、私のすきな~彼は最近モエレ沼公園に行っていたんですね★びっくり

        • kworca より:

          ガク君の本は沢山出てますよねぇ〜
          確かに写真集も良さそ〜

          ところでCasa BRUTUS!
          系列雑誌で犬ネタだったんですねっ
          クロワッサンには、ニャンコは出てこないので正解かも〜
          私も買っちゃうではありませんか〜(笑)
          教えてくれてありがとうございます!

          おっと!モエレ来てましたかっ
          平日間違いないでしょうが、なんか身近に感じちゃうなぁ〜
          じゃあ、しづさんも是非とも彼が歩いたとこ、触ったとこを
          訪れておくんなまし〜

  • らもすとかあちゃん より:

    わんさちゃんが教えてくれること・・・
    犬は目の前に本を置かれても、興味なしっ!ってこと?(笑)

    ねぇねぇ。このクロワッサン、私が帰国してた時に売ってたのかな~?
    何軒かの書店に行ったけど、なかったぞ~~~
    クロワッサンは気に入ってる雑誌なのでチェックするんだけどな~
    それに、クロワッサンじゃなくても、
    犬特集の号って、すぐに売り切れちゃうんだよね~

    うんうん。ガクくん有名ですよね。(この本は読んだことないけど)
    「男の人生を変えたのは 一匹の犬だった」
    わかるわ~~~
    きっと、らもすがいなくなったら、もっともっとわかるんだと思う。
    私の人生を変えてくれた らもすには、今だって十分感謝してるつもりだけど
    いなくなってからの方が、
    残してくれたものの大きさに気付かされるんだろうなって。

    さてと、らもすが起きたら、
    一緒に ボールで遊ぼうっと・・・
    今日は、雨だあ。

    • kworca より:

      そういうこと!(笑)
      「どうせ置くなら、おやつやおもちゃにしてよぉ〜」って感じでしょうか…

      この号は6月上旬に発売されてたものらしいのですよ。
      クロワッサンって月2回発行されてるだけに、店頭に並んでる期間も短いのかもしれませんね。
      でも大丈夫〜!買って送りますよぉ〜

      お、やっぱじゅんこねえさんもガク君ご存じでしたかっ
      なんつってもクジラとも5mの至近距離で会ったことがあるっつ〜ことで
      色んな意味で羨ましいワンちゃんですよのぉ〜
      野田さんとの生活は、常識外れ的な面だらけだったかもしれませんが、
      ガク君は幸せだったろうなぁ…と思えますよね。

      まぁ、らもす君はギネスに挑戦!ってくらい長生きすることに
      なっているので、お別れはまだま〜だ先のことではありますが、
      身体の一部…いや心の一部となっている愛犬が
      目の前から消えてしまうということは「愕然と立ちすく」という
      表現がピッタリだと思います。
      でも愛する命が先に逝くことで、自らの死も穏やかに
      受け入れられるようになっているのかもなぁ…とも思ったりします。
      何にしても今、何が出来るか…を意識して、些細な事でも大きな事でも
      思いつくことを片っ端から一緒に経験していくことは大切な事ですね。

      ぃよっ!水も滴る雨男っ
      楽しくボール遊びできたかなぁ〜?

  • ゆた。 より:

    勤務先の売店で(笑)
    すでに買っていたぞよ~。
    で、持ち帰っているものの
    まだじっくりみてません、
    よんでませーん!

    いちまいめのわんさちゃんに、
    「そんなんじゃイミないよ~!」って
    ずっこけられた気がする(笑)

    • kworca より:

      さっすがぁ〜 おさえてますねぇ〜
      でも買って安心しててはいけませんねぇ。
      私も、まんべんなくササ〜っと読んだだけなのですが、
      400円にしては充実した内容でなかなか良いですよ。
      わんさに今度は「おいおい!」って突っ込まれる前に読んでみては?(笑)

 

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