同伴避難

週末また天気が悪いのかと思いきや、朝カーテンを開けると優しい陽射し〜
なので今日は少しだけ足を伸ばして、ゆっくりお散歩する事にしました。

まずは軽くフリスビーで準備運動

わ「ゆっくり出来るならどこ行こっかなぁ…」

いつものちょっと先、
防風林の散歩道まで来てみました。

私が疲れたのでおやつタイム休憩〜
わ「早くちょ〜だい」

空気はひんやりでしたが、わんさの嬉しそうな小走りでほっこり〜

と、お散歩の模様はこの辺にして、今回はご紹介したいモノが…

去年の震災では多くの方が言葉では言い表せないくらいの衝撃を受け、複雑な思いを経験したと思います。
私がどうしても引っ掛かっているのは、動物達の“置き去り”です。
「ペットは置いて避難して下さい」と言われ、止む終えない事情があったのだと納得させようと思っても、やっぱり残念に思えてならなかったのです。
現実に一緒に連れて避難された方は、避難所で「犬なんか殺してしまえ!」と怒鳴られたり、より大変な思いをしたとも聞きました。
人命優先が正しいとされる日本で、非常時に犬猫の事を想う事は悪いことだとされてしまうのだろうか…と、やり切れない感じでした。

でも最近、ひょんなことから『どうぶつたちへのレクイエム』の著者である児玉小枝さんの著書『同伴避難』を知りました。

児玉小枝さんの『同伴避難』

みんなが「当たり前」と思えたら…

私が目にしてきた当時の被災者の方々は、硬く悲しげな表情の方ばかりでしたが、この本で紹介されている犬や猫と一緒に避難した人達の写真はどなたも優しくて希望も感じられる笑顔で、感心すると共に嬉しくなってしまいました。
中越地震での経験を生かし『ペット同伴可能の避難所』を設置して、他県からの受け入れを行ってくれたという新潟の方々にも感動〜
出版が去年のものなので、今はまた状況が変わっているかもしれませんが、同伴避難は動物達だけではなく、人にとっても良い事なのだと改めて思いました。
巻末に「ペットと暮らす人のための防災マニュアル」も書いてあって、動物と共に暮らしている人は参考になることも多いと思います。
(現在ネットでは入手が困難かもしれませんが、本屋さんには在庫アリのところもあるようです。)
早く日本も「動物置き去りは禁止」が当たり前になって欲しいものです。

また、それに関連して…
分かっていてもなかなかまとめきれない防災グッズ。
その中の一つが、救急箱ではないでしょうか…
人間用もそうかもしれませんが、ペット用として販売されているものは高価な割に必要の無い物や足りない物もあったりしてイマイチ買う気にはなれず、ひとつひとつ買いそろえるもバラバラに保管してまとめきれなかったりしていました。
そんな中、ジャック友のkayoさんが同じく愛犬家のお友達とそのセンスの良さを生かしたFIRST AID KIT (ペット用救急箱)を形にしてくれました。

壁掛けフックも付いたスチールボックス

一部私のリクエストも取り入れてくれました〜

事前にそういう構想があるのは伺っていたものの、どんなカタチになるのか分からなかった私は、HPにアップされた商品を見て思わず「さすがっ そうきたかぁ〜」と唸ってしまいました。(^^)
米政府の軍用規格を満たして軍機関・空港等でも救急箱として実際使用されている頑丈なスチールボックスは、壁掛けフックも付いている上に内側にゴムパッキンも付いているので湿気もシャットアウト出来る仕様。(お手頃価格で軽量のプラスチック製もあります)
程良い大きさで見た目も可愛いし、更に売上の一部は動物愛護団体へ寄付されるとあっては買わずにいられません。
すでに持ってるアイテムも詰め込んでCooんさ号に積んでおこうと思います。

新たに立ち上げた『EMBRACE』では、今後も犬想いグッズが追加されていくようなので、それもまた楽しみですっ

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4 Comments »

 
  • やっこ より:

    犬や猫、動物と暮らして、共に 生き残ることができた ら、
    そうじゃなくても、大きな災害に遭って、何もかもを失って
    そんな時に見上げたところに 動物の姿 があったら …
    想像でしかないけれどきっと、きっと、

    彼らははじめから最期まで ただただ生きる為に
    何も身に付けず、生きることに必要なものは求めず
    必死に生きてるだけなんだよな

    って思うのだろうな … って。

    災害に遭われた方々で、動物と共に非難された方々の
    苦労話を耳にしたことはあるけれど …
    きっと彼らは、ある意味、他の方々が感じることのない
    幸せ を感じてもいるのかも … と思ったよ。

    家族、それ以上の尊い命だからこそ、決して少なくはない数の人が
    自分の命を犠牲にしても、愛する動物を助けに向かうんだものね。

    救急箱、写真では見えないところに、色んな なるほど が
    あるんだろうなぁって想像するよ。
    桂子っちんの こうだったら が形になったんだね!
    だったら、間違いない、お勧め商品になるね。

    • kworca より:

      一般家庭でもそうなのだけれど、またあのような災害が起こったら
      動物園ではどうするんだろう…と考えちゃう。
      戦争中のように、福島の牧場の動物達のように処刑すればいいのか…
      同じ過ちは犯さないと伝えてきてもらったはずなのに…と
      やり切れない思いがする。
      せめて小さな犬猫くらい守りきることが出来ずに、
      普段、地球の征服者のように振る舞ってる資格はないよね。

      人間は文明の利器や道具を無くしては、極めて弱い生き物。
      そんな時に変わらずひたすら純粋にシンプルに生きている存在が
      側にいる事でどんなに励まされ、知恵をもらえるか…だよね。

      予期できない極限の事態が起こった時にこそ
      その人が生まれてきた意味、生きていく資格を問われる時だと思う。
      ただ自分が生きる事に執着するのではなく、
      理性を持って行動したいものです。

      とはいっても、普段からおっちょこちょいな私が
      パニクって動揺しないわけがないっ
      普段から少しでも工夫して考えていかねばね〜
      やっこさんも快適なフラットに引っ越して安心してないで
      テントとかも買いなさい。(笑)
      ありがとっう!

  • やっこ より:

    て、テント …
    2年前に買ったのを、もう、手放しちゃったとこだ!! 

    ぶふ

    • kworca より:

      なんてこった!
      私なんて、20年前に1,980円で買ったヤツを
      今年ようやく買い換えたというのに〜
      手放す物チョイス間違えたんじゃな〜い?

 

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